母爛漫 【感想/レビュー/攻略】

おかえりなさい、伊佐武。
アリスソフトの新作~!買ったぞーやりまくるぞーーー!
今作は寝取りはありません。ありませんよ。純愛です。

 

 

あらすじ
和倉 繭子(わくら まゆこ)は結婚して間もなく、夫を人斬りに殺害されてしまう。 生きる気力を失くし、自暴自棄に陥った繭子は自殺を図ろうとするが、そんな彼女を一人の少年が救った。 加賀 伊佐武(かが いさむ)である。 その少年も繭子と同じく、人斬りによって両親を失くしていた。 通じ合うものを感じた繭子は、施設から伊佐武を引き取り、共に暮らすことを決意する。 それから十年が経ち、伊佐武は大人へと成長する。 繭子は、夫の弟で精神科医である和倉 隆文(わくら たかふみ)の助けもあって、何とか立ち直るが、その回復とは裏腹に、日に日に亡夫との記憶が薄れていくことに苦悩する。 そんなある日、伊佐武は神社の祠の前で、美しい少女と出会う。 伊佐武は、その少女が告げた言葉に衝撃を受ける。 「マユコは、じきに死ぬ」 心が無になったとき、精神の死が訪れると—。 その少女は、繭子を救う術を知っており、力を貸してくれると言う。 しかし、その方法とは、少女から性の手ほどきを受けるという、衝撃の内容だった。

夫を人斬りに殺され・・・桜舞い散る街で


戦後、まだ夜が荒れていて、少しだけ神様と近かった頃の時代のお話です。
10年前の人斬りに和倉 繭子(わくらまゆこ)の夫が殺されるシーンから、物語は始まります。
それを物陰から目撃していたのは、幼い頃の主人公加賀 伊佐武(かが いさむ)。
10年後、大きくなった主人公、加賀 伊佐武は、10年前の事件を切っ掛けに
和倉 繭子を母と慕い、護るために一緒に喫茶店を切り盛りしながら、過ごしています。

この街の桜は不思議なことに一夜にして咲き誇ります。その事をこの町の人々は、『狐様が降りてきた』と表現するとのこと。
神社を包んでいる霊力についての説明があったり、神様と近い世界観がよく分かりますね。
大正~昭和あたりのレトロな雰囲気、服装からも伝わってきます。夜が荒れていて、
死が身近にあるからなのかおちゃらけていても芯の強いキャラクターが多く、ストーリーに重みがありますね。
冒頭から美しい背景、絵師のMINーNARAKENさんのキャラクターとマッチして非常に春らしく、美しいゲームだなと感じました。

素直な心だけが抜け出し、繭子が2人に!?

10年前の心の傷を治すために、亡き夫の弟の精神科に通っていた繭子。
しかし弟は繭子を自分のものにしようと企み、
繭子が抵抗して、自分のものにできないと分かると繭子の心を破壊するための施術を続けていました。


それに耐えられず、この町の守り神である神社に繭子は向かいます。
探しに行った主人公が見たものは、繭子と裸の若い女性でした。

繭子の消えたくないという願い・夫と主人公の間で揺れ動く思いを神である狐様が叶え、
2つの人格と体に分けてくれたということを若い繭子から主人公は伝えられます。

失った記憶を取り戻すため、若い繭子と愛し合う

繭子の心が壊れているのは、思い出を施術で消されてしまったため、
それを取り戻すためには、愛し合った記憶を思い出す必要があるということを
主人公が名付けた若い繭子、羽華から説明を受けます。


繭子の心を護るため、羽華と愛し合う主人公。
羽華の力が持つのは、この街の桜が散るまでの間。それまでに2人との絆を深めていくのが、主人公の目的となります。

稽古に警備、お店の手伝い・・・多くの選択肢から適切な行動を選んでいく

OPが終わると、自由に行動できるようになります。
どこに行くかを選べるようになっており、各場所ごとに愛情値や経験値が上昇し、一定値になるとイベントが発生します。
桜が散るまでの間に、各ヒロインとの愛情を上げるためにイベントを起こしていくのが主な目標になります。
稽古をして行動回数を増やしたり、暴漢を退治するために警備をしたりしながら、各ヒロインのいる場所で愛情を深めていきます。

繭子の心を修復。

攻略

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