立ち絵の美しさだけではなく、ゲーム全体のデザインが優れているなあと感じた作品。
自然と応援したくなる2人の関係に、襲いかかる病と男たち…。NTR好きにおすすめです!
◆更新情報
2019.6.11 製品版ver1.00 / 体験版ver1.20
・OP~エロまでの導入スキップ機能を追加(体験版を遊ばれた方用)
・クレバス内の中継エリア間のマップ数を5から3へ(階段を下りる回数)
・クレバス内の中継エリアに最大MPを消費し、書蔵庫までスキップする魔法陣配置
◆あらすじ
王都アセリアより南西に位置する山岳地にある商易街カルデスタ。
1か月前に大陸を襲った広域地震により、街を飲み込むようにして発生した
「クレバス」の中から、謎の遺跡が発見される。
街を南北に分断する地割れは「カルデスタ・クレバス」と呼ばれるようになり
多くの冒険者たちが遺跡の財宝を求めて集い始める中、
過去に“死病”と恐れられた「クベルの首枷病」が発症した者が
見つかったという知らせが王都魔術師ギルドに届く。
クベルの首枷病が発生する場所には必ず
使い方次第で国を滅ぼすほどの力を持つ禁忌の術が記された
「禁書」が発見されるとされ、王都魔術師ギルドはその「禁書」の
回収・封印を行なうべく、若き魔術師マジェタノをカルデスタへと向かわせる...
◆システム
基本CG枚数:15枚(差分560枚ほど)
Hイベント数:54種類
エンディング数:4種類
◆シチュエーション
・町長のバカ息子に遊び感覚で禁術をかけられ、従わざるを得ない系がメイン
・昏睡状態に陥った、想い人の幼馴染に謝りながら
・くやしいでも感じちゃうからの快楽堕ち
・長期にわたりねっとりと段階墜ち
・野外交尾&自慰(よく見つかる)
・寝取られ・浮気
etc...
◆備考
本ソフトはRPGツクールMVで制作しております。
NTR要素のシナリオのため、最初のエロ到達まで若干時間がかかります。
開始1時間ほどは履いたままお楽しみください。
<近々サポートを兼ねたブログを始める予定です>
作者Twitter:https://twitter.com/manuru74
ココがおすすめ!
- ヒロインと想い人の関係。それを無理矢理壊していく病の存在
- 快適なダンジョン探索。爽快感のあるゲーム性。
- UIや立ち絵など洗練されたデザイン
目次
◆ 圧倒的な魔力のヒロイン、マジェタノ。想い人セロと共にクレバスの調査へ
『クベル』という病に陥ると蛇の痣がでる死病に侵されて世界でのお話。蛇の痣は首に至ると死にいたり、首枷病と呼ばれて恐れられていました。
そんな中、突如現れたクレバスの調査で、魔術ギルドの遠征調査派遣として訪れたのが、今作のヒロイン、マジェタノと想い人セロ。
ヒロインのマジェタノは、サンドヴェルグ家という名家の出身。
強大な魔力を持ち魔物を瞬殺できるほどの実力の持ち主です。
OPでは、相棒である男性、セロと首枷病について話しているところからスタート。真っ直ぐで正義感の塊のマジェタノと、頼りないながらも世渡り上手の男セロ。
2人は恋人とまでは行かなくとも、お互いに思い合っている様子。2人の関係は、ストーリーを進めていくごとに過去回想として語られていきます。
徐々になぜマジェタノがセロに好意をもつようになったのかをプレイヤーが追体験出来るようになっているので、違和感なく2人の関係を応援できるようなシナリオになっていますね。
禁書を封印するために…怪しい動きをする町長の息子
探索中に首枷病に冒され、意識不明になってしまったセロ。その原因と思われるクレバスの中にあるであろう禁書をマジェタノは探しに向かいます。道中足手まといの町長の息子を助け、ダンジョンの最奥にある禁書保管庫を見つけ帰ってきたマジェタノ。しかし町長の息子、バズリアはその禁書の中の一冊を持ち帰り、マジェタノの魔力を封じる魔術を用いてマジェタノの体を狙ってきます。
◆ 雑魚戦は振れるだけで一撃死!強力な魔法で薙ぎ払え!
RPGMV制。テキストの高速化やウィンドウ消去のヘルプが株に表示されている所など、画面が綺麗にまとまっています。
文章量も多い今作で、非常にストーリーも読みますい、素晴らしいユーザーインターフェースですね。
最初にクレバスに入ると戦闘方法の説明が表示されます。このような1枚絵にもユーモアと見やすさが有り、デザイン性の高さを感じますね。
ダンジョンの中を歩いていると雑魚シンボルが大量に発生しているのですが、全て振れるだけで倒すことが出来ます。
MPが存在しており、強力なモンスターに触れるほどMPの消費が激しくなっています。
魔力を封じられた後、圧倒的な強さはなくなり、どのように攻略するか。
魔力を封じられた後は、膨大にあったMPが1からスタート。楽勝で最下層まで言ったクレバスを苦労しながら下っていくことになります。
21階にある禁書の所蔵庫に6回たどり着くことがこのゲームの目的になります。それまでは、7日間に1回は最低でもたどり着いて封印を更新しなければなりません。
そのために、アイテムや後述の魔力を取り戻す手段を使っていきます。エンディングもその間どのように振る舞うかで4種類用意されています。
最強→最弱になるといった部分の追体験を丁寧にやっていますね。実際に自分が最強で触れるだけで倒していった敵たちに苦労するのはやりがいがあります。
禁書により魔法を封じられ…セックスで魔力を取り戻すことに
町長の息子、バズリアの禁書により魔法を封じられ、バズリアに危害を加えることも出来なくなってしまったマジェタノ。
魔力を取り戻すには、バズリアとセックスすることが必要という枷を付けられてしまいます。
歩くだけで肉欲がたまり…恥辱を受けながらダンジョンを降りることも
ゲームの目的は禁書を守り、セロの意識を戻すことですが、ダンジョンを歩くだけで肉欲ゲージが貯まり、たまり切るとバズリアとセックスを強制的にさせられます。
また、7日間に1回の封印更新が出来ないときも、バズリアに恥辱を受けながらダンジョンを降りることになります。
あくまでも魔法によって仕方なく嫌がってはいるのですが、バズリアのセックスの上手さに徐々に陥落させられていってしまうマジェタノが非常にエロいですね。
特にセロとの絆を描いたOPの導入部分だけでも1時間近く丁寧に描いているので、NTRの背徳感がましています。
スチルのクオリティや喘ぎ声・効果音の使い方も非常にエロいです。
歩くだけで肉欲が抑えられない体にされて…ダンジョンで自慰。冒険者に見られて淫乱との評判が
歩いていくだけで肉欲がたまり、肉欲ゲージがマックスになると強制的にバズリアとセックスさせられてしまいます。
そのため、ダンジョン内を進んでいった時の安全地帯でオナニーで体を静めることも出来ます。
恥ずかしがりながら、夢中になっていくオナニーシーンのエロさもさることながら、それを見られて羞恥するマジェタノもかわいい。
自慰シーンを見られ、街の人から浴びせられる冷たい言葉に傷つく姿は、あぶらそば日和さんの作品を思い出しますね。
◆ 乙女の本心と街の雑踏の表現
今作ではメニューから乙女の本心というものを見ることが出来ます。自信への本音、セロへの本音などマジェタノが現在どのようなことを考えているかが分かり、イベントごとに変化していきます。ヒロインが徐々に快楽に負けていってしまう作品は多いですが、性経験などの記録が主で、このように本心として明確に表している作品は少ないので新鮮でしたね。エロ方面だけではなく、過去回想のときの思い出が綴ってあったりして、ストーリー+αで楽しめました。さりげなく物語の次の目的を忘れた時にみるヒントにもなっている所が良いですね。
また、街を歩いていると近くの住人たちや店の様子が画面の左下に表示されていきます。女性定員が小さく手を降っている・・やシスターが熱心に街頭布教を行っているなど、これもものすごい分量で、よく実装したなと感じました。歩いているだけでその場所の雰囲気がわかり、より没入感やその場所について知ることが出来ましたね。
肉欲の宴にも使用されるログ
バズリアとの通常セックスのときにもこのログが使われ、怒涛の勢いでエロいログが流れていきます。
ちゃんと淫乱度に応じてセロに心の中で謝っているところなどが細かいなあと。勿論どんどん淫乱になり、乱れていきます。
◆ 攻略
クベルの首枷病 攻略まとめページはこちら
ぱっと見た時に見やすいなあ。とか進んでいて快適だなあと思わせる部分が多かった作品。
実装に苦労しただろう要素も世界観を深めていますし、売れるのも納得の良作ですね。