サークル「グラス」さんのRPGゲーム「僕のヒュプノタウン～浸食される少女達～」の感想・レビュー・攻略ページです！

僕のヒュプノタウン～浸食される少女達～

◆　物語、概要、世界観

誰もがスキルを持つのが当たり前の世界でスキルを持たない主人公は、貴族の娘でSのマリーの元で荷物持ちなどの下働きとして冒険者をやっていた。そんなある日スキルが手に入る宝珠に触れて自分のスキルに目覚める。そのスキルは「ヒュプノシーカー」最強の催眠常識改編のスキルを手に入れた主人公は何を求め何のために冒険するのか・・・。

◆　ゲームシステム

このゲームはダンジョンで主人公のレベルを上げていき、NPCに催眠をかけ仲間にしていきダンジョンの最奥を目指すゲームで進む・休む・探す・帰還の４つの選択肢を選んでダンジョンの最奥を目指す事になります。

進むは敵と戦闘になり倒すとダンジョンの奥に進みどんどん進んでいく事で最奥にいるダンジョンのボスを倒すことでエリアクリアになります。基本的に敵はボス以外は複数体出現しますので全体攻撃を自身で習得するか全体攻撃を使える仲間をパーティーに入れていく事で戦闘が楽になると思います。

次に休むですが、これは文字通り休みます。ここで注意したいのが他のゲームであれば体力とMPが両方回復すると思いますが、このゲームではどちらか選択して回復しその回復にも回復キットが必要になります。最初に持っているのは１つずつなので慎重に考えて使いましょう。その回復の後にメニューのアイテムから回復できますので、足りないアイテムの方を回復して残りは自前のアイテムを使うことをお勧めします。

お次は探すです。これはダンジョン内のアイテムを入手することが出来ます。実はこのゲームの回復アイテム、回復パック以外ではほぼ現地調達になります！！・・・何言ってんだって感じかもしれませんが、ショップで売ってないんです！メニューから使用できる回復アイテムは現地調達、これはサバイバルの基本ですわ！！それ以外にもNPCの催眠には赤・青・黄どれかの光石が必要になり、ダンジョンで探すことで効率よく集めることが出来るため仲間を増やし攻略しやすくなります。

最後に帰還ですが文字通り町に帰ります。ダンジョンでの回復に制限があるこのゲームでは、探すでアイテムを補充し催眠で仲間を増やしつつ攻略するのがセオリーなので体力が回復出来なくなったら一度帰還するのもありだと思います。何なら探すでアイテムだけ補充して帰還してそれを売ってお金に換え強い装備を揃えるなんてことも出来ます。

催眠

さて女性NPCの催眠についてですが、最初のマリー以外は催眠をかける際に一人で戦い勝利しなくてはなりません。これがキャラによっては強さが変わるんですが、後半になってくると対策せずに挑めばフルボッコにされます。正直初期状態の主人公は本当に貧弱で装備を強くしてもまともに戦えません！なのでギルドで売っている戦術本や魔術本を買ってスキルを覚えたり、NPCの依頼を達成したりして強い装飾品を手に入れましょう。依頼達成で手に入る装飾品は店では手に入らず当然強いので全てのNPCの依頼を達成することをお勧めします。個人的にはパーティーに欲しいキャラはマニーカとウルズです。星４つで催眠にかけるのは大変ですが仲間になれば圧倒的な攻撃力と全体魔法で役に立つこと間違いなしです！終盤になればもっと強いキャラも出るんですが、中盤の２人が最後まで強かったですね。

◆　エッチシーン

さてこのゲームのエッチシーンの見どころは催眠で意識を奪ったりするものではなく常識改変なところです。普通の催眠エロゲーだとまるで機械の様に言う事を聞くようになるんですが、このゲームは違うんだなぁ！キャラの個性や性格はそのままに、エッチするのはおかしい事ではなく当たり前なんだと思い込んでしまうんです。この常識改変のいい所が凌辱が苦手な方でも全く抵抗なくエッチシーンを見られる所でしょう！普通の催眠エロゲーが苦手な方も割とこのゲームであれば楽しめると思います。常識改変されながらも自身が催眠にかかってしまっていることを理解しつつそれでもエッチさせてくれるキャラがほとんどだからです。実際このゲームの主人公は催眠は行っても性格や行動を縛るような行動はしていないので和姦に近い形でのエッチが多いです。

そして何よりエッチするには催眠をかけなければならない関係上必ず一度は戦って勝つ必要が出てきます。ただエッチシーンを見るのと苦労して倒したキャラのエッチシーンを見るのとでは達成感が雲泥の差と言えるでしょう。

◆　作品の特色

常識改変系統の催眠エロゲーでもここまで和姦に近い形でのエロゲーは割と珍しいと感じました。１７人の攻略キャラがいる中、キャラの性格や個性が被ることなく上手くエッチシーンのセリフに反映されているのはキャラのバックボーンをしっかり練られている証でありこだわりを感じました。難易度もダンジョンの攻略は１人では苦労しますが仲間を増やしていく事で楽になり、１人のNPCをやたらレベルを上げなくても、攻略に行き詰まったら少し難易度の高いキャラに催眠をかけ仲間にすれば強いキャラでの攻略が可能になるため、主人公のレベルだけでも上げておけばダンジョン攻略はだいぶ楽になりました。こうやってちょうどいい難易度にしてくれるところはありがたいですね。

主人公のみ使える戦術本・魔術本も３つの中から１つを選んでいく関係上プレイヤーの戦闘スタイルが出て面白い所ですね。この自分で選ぶって過程が結構楽しみにつながるんですよねぇプレイヤーの戦闘スタイルのよって物理アタッカーかマジックキャスターか、物理の中でも攻撃優先かバフでサポートするのか魔法は攻撃特化かはたまた回復系統にするのか。これらを自分で選べるのは面白さにつながりますし、作者のこだわりを感じました。

◆　攻略/SAVE回収

さてこのゲームには回想部屋があり町のダンジョン入り口近く、右側の魔方陣が回想部屋です。全開放機能もありますが・・・・まぁ、皆さんお判りでしょう。自身で見て埋めた回想シーンの達成感はエッチシーンを見る上で興奮をさらに上げてくれるという事を！！自身の力での攻略を期待します！

僕のヒュプノタウン～浸食される少女達～