エロゲに珍しい、ソウルライク風アクションゲーム+フィールド探索アクションゲーム
サークル『 淡泊室』さんの淫魔界2: カムランのレビューです!
目次
作品内容
「淫魔界2: カムラン」は、前作を凌駕するハイレベルなグラフィックス、一新した操作性とUI、新たなシステムや数倍も広いワールドマップなど、あらゆる面で大きな進化を遂げた完全新作です。
原から砂漠まで、息をのむほど美しい世界を自由に駆け抜けることができます。危険な淫魔たちに警戒しながら、カムランの地を救う手掛かりを探してみましょう。様々な場所での出来事は「日誌」に記載されていきますので、調査のヒントになるかもしれません。今作では、見た目のクオリティを最大限に追及しただけではなく、音響面でも細部まで拘りぬきました。たまに足を止めて、目の前の景色を楽しみたくなるような、没入感たっぷりな世界に仕上がっています。
ココがおすすめ!
- 序盤はソウルライクテイスト
- 中盤以降はオープンワールドテイスト
- 育成次第で高難易度にもヌルゲーにも変わる
序盤は高難易度
敵からは逃げられない?
序盤は少女の防御力も紙でして、敵の攻撃によっては体力の半分は持っていかれてしまいます。
一度少女を見つけた敵はかなりの距離を追いかけてきて振り払うのも面倒です。
しかも、序盤は城の中からの脱出でマップが狭く、思ったように逃げられません。
逃げ方を誤るとフルボッコに合うので、絶望感にも襲われます。
ゲームーバーになると敵が復活
このゲームの悪いところでもあり、良いところでもあるシステムの1つとして、主人公の少女が死ぬと今まで倒してきた敵が全て復活してしまいます。
しかも、セーブしてなければ最初からとなるファミコンソフトのような難易度になっています。
また、セーブしたとしても、ゲームオーバーからロードを選択しセーブしたところから復活してしまうため、敵の出現ポイントでセーブしてしまうと軽く詰みます。
敵の攻撃が遅い
見切りやすい反面、回避したあとも当たり判定が残っている場合があり、引っかかってダメージを負うということがあります。
少女の無敵時間の長い回避を持ってしても当たってしまう面倒な敵もいます。
とくにミノタウロスのハンマーぶんまわし攻撃はスローなので引っかかりやすいです。
見切っているのに躱せないもどかしさを味わえます。
自由度の高い育成要素
レベルアップ後にはステータスを上げる強化ポイントが手に入り好きなステータスをアップできます。
好きに上げられるだけに、どこに入れるのが正解か、最初はわかりません。
また、レベルアップしてもステータスを上昇させ忘れると強くなりませんので注意が必要です。
操作系をほぼ変更できない?
このゲームを難しくしている要素の一つに、操作系のコンフィグが乏しいことです。
なにせ、回避がALTキーになっているので、押しづらい事この上ありません。ガードのないこのゲームは回避こそ命なので、この押しづらさは結構辛いものがあります。
一応コントローラーにも対応はしているのですが、コントローラーもジャンプボタンが無かったり、視点移動ができないなど、難点が多いです。
と、ここまで書いていて確認をしたところ、どうやらVer1.4以降からキーコンフィグに対応しているようです。
私が遊んでいるのはVer1.2でした。
最新版で遊べば快適に遊ぶことができるようですよ!
中盤からオープンワールド風ステージに
かなり広いマップ
序盤はソウルライクなゲームでしたが、城を抜け出すと、だだっ広いフィールドに投げ出されます。
広いフィールドになると、敵から逃げることも容易です。
ゲーム性が一変するのでかなり戸惑います。
まず、一体目的地はどこなのか?そこからしてわからなくなります。
戦闘がかなり楽に
フィールドが広いだけで、こんなにも戦いやすくなるのか?というくらい戦いやすくなります。
視界も開けているので、敵の攻撃も見やすく、とても回避がしやすくなります。
城の中のこじんまりとした通路で戦ってたときが懐かしく思えるほどです。
あの序盤の高難易度感はどこへ?と思わされるくらいヌルゲーと化します。
ワープボイントあり
マップはかなり広いですが、ワープポイントを発見することで、簡易移動が可能です。
これさえ見つけておけば、後々の移動がかなり楽になるので、まずはフィールド探索でワープポイントを探して開放しておくだけでもやっておくと良いでしょう!
見ごたえのある3DCGエロ
同人系のエロゲというと2Dグラフィックのものが主流ですが、このゲームは3DCGとなっています。
3DCGとしては、カワイイキャラになっていて、見ごたえのあるデキになっています。
ペナルティの無いエロ要素
少女は敵のふっ飛ばし攻撃を受けると転倒します。転倒後に敵がズンズンと近づいてくる演出がされ、キーボードのAとDを交互に押すことで抵抗できます。抵抗が不十分だと犯されてしまいます。
しかし、犯されても体力が減るわけでもなく、とくにゲーム的にペナルティらしい部分はありません。
ステータス上で犯された数が増える程度なのです。
最大のデメリットは、プレイヤー的にゲームが途切れて煩わしいところでしょうか?
侵され方はモンスターによって決まってしまっているので、初めて見るモンスターには積極的に犯されてみるのも一興です。
好きに制御できるエロシーン
このゲームのエロシーンは、好きに制御が可能です。
視点を360度移動することもでき、更に着衣の有無、敵の表示の有無も選択できます。
そして、制御はできませんが、少女の表情も刻々と変わるため飽きさせない作りになってます。
また、フィニッシュボタンと最初からやりなおしボタンも搭載しているため、連続ファック好きの人にも対応しています。
一緒に出したい人も安心の作りです。
賢者モードの人には、終了もすぐに選ぶことができるようになっています。
攻略
このゲームは序盤の難易度が高いため攻略と手助けになる要素を書いていきます。
テータスは体幹から上げる
大体こういったゲームは「攻撃(筋力)」のステータスからアップさせたいものですが、このゲームは防御力(体幹)からアップさせることが正解です。
体幹のステータスをアップさせることで防御力がどんどん上昇します。
レベル5まで体幹のステータスを上げると、一気に難易度が下がります。
大体の雑魚敵の攻撃はそれなりのダメージに抑えられるため、あとはいい感じにヒット・アンド・アウェイしていれば、勝てるようになります。そこから攻撃のステータスを上昇すればかなり楽に進行できるようになります。
敵の復活を利用する
このゲームはゲームオーバーになると敵がすべて復活します。
このシステムを利用して、ある程度レベルを上げたら、安全な場所でセーブを行います。
その後敵にわざとやられてゲームオーバーになって、セーブポイントから復活させます。
これで安全にレベル上げに励むことができるので、難しいと感じるならば、やってみてください。
敵は各個撃破
このゲームは、仰け反り無敵も少なく、複数の敵に囲まれると成す術なくやられてしまうこともあります。
敵は一匹ずつ誘き出して、各個撃破が基本になります。
一度攻撃でも当ててヘイトを高めると、かなりしつこく追ってきますので、誘き出しやすいです。
フリーソフトで操作しやすく
キーボードやゲームコントローラーの設定を変えるソフト、またはハードがあれば使用して自分好みの操作に変更しましょう。
このゲームは、操作がかなりやりづらいため、ここも敷居の高い理由となってます。
コントローラーでした、joy to keyやsteamのコントローラーの変更設定で無理矢理ジャンプなどの操作をコントローラーに入れ込んでしまっても良いでしょう。
自由にキーボードの設定を割り振れる左手用キーボードを使うのも良いと思います。
※Ver1.4以降であればキーコンフィグできるようです。
まとめ
プレイした当初は、「なんて理不尽な高難易度ゲーム!」と思いましたが、攻略で書いたことを行うと途端にヌルゲー化しました。 しかも、城を脱出すると急にオープンワールドゲームの様なフィールドに投げ出されます。
オープンワールド的なフィールドになると、更に難易度が下がります。
ソウルライクエロゲーと思わせておいて、実はフィールド探索ゲームになるという、2度美味しいゲームでもあります。
エロシーンも良くできているので、TPS的な剣戟アクションゲームが好きならば楽しめるゲームです。
ある程度の癖の強さを乗り越えて行けば、とても楽しいアクションゲームへ変貌するゲームですよ!